1.「多文化共生プロジェクト」とは
(1)科目の概要
国際学科開講科目「多文化共生プロジェクト」は、特定のテーマについて関心のある学生有志が何人か集まり、指導を仰ぐべき教員を選び、依頼し、その後は、自主的、自発的に研究や調査を進めていくPBL(Project Based Learning)科目の一つです。
本科目では、問題の所在を確認し、その問題の発生原因、解決策等について自ら計画を立て、調査・研究を進めていきます。
扱うテーマは、グローバルビジネス、国際社会・地域研究、国際協力、多文化共生、日本語教育等、本学部の専門領域に関するものとします。
(2)PBL(Project Based Learning)科目について
国際学部では下記の5科目をPBL(Project Based Learning)科目と定義しています。
科目区分 | 科目名 | 履修開始年次・学期 | ||
---|---|---|---|---|
1 | 国際学科 | 基礎専門科目 | 多文化共生プロジェクトA/B | 2年次春学期 |
上級専門科目 | 多文化共生プロジェクトC/D | 3年次春学期 | ||
2 | 国際学科 | 基礎専門科目 | サービスラーニング体験実習A | 1年次春学期 |
上級専門科目 | サービスラーニング体験実習B | 3年次春学期 | ||
3 | 国際学部 | 学部共通科目 | 観光フィールドワークA/B | 2年次春学期 |
4 | 一般教養科目 | 麗澤・地域連携実習 | 1年次秋学期 | |
5 | 一般教養科目 | 自主企画ゼミナールA/B/C/D | 1年次秋学期 |
(3)PBL科目の履修パスについて
PBL系科目は、下記の順番で履修をすることを推奨しています。プロジェクトの活動時期に、他のPBL系科目の活動が重複しないようにすること。
同一期間中に活動が重複する場合は、プロジェクトの参加を認めない場合があります。

2.単位認定について
(1)科目区分
学科 | 科目区分 | 科目名 | 単位数 |
---|---|---|---|
国際学科 | 基礎専門科目 | 多文化共生ゼミナールA/B | 各2 |
上級専門科目 | 多文化共生ゼミナールC/D | 各2 | |
グローバルビジネス学科 | 他専攻科目 | 多文化共生ゼミナールA/B/C/D | 各2 |
(2)認定時期
プロジェクト完了の報告書提出の時期によって異なる。休暇期間中に活動がある場合は、翌学期に単位認定を行う。
3.企画立案について
(1)応募期限
【2023年度 秋セメスター開講分】 2023年9月26日(火)
【2024年度 春セメスター開講分】 2024年5月中旬
(2)応募手続
① 立案者は共同学習者を募り、プロジェクトのテーマを決める。
② 国際学部の専任教員から、指導を引き受けてくれる教員を探す。
③ 担当教員と学習目的・内容、学習計画等を相談し、「プロジェクト企画書」を作成する。
④ 教務・国際交流課へ、「プロジェクト企画書」を提出する。
提出方法:国際学部の問い合わせフォームより「プロジェクト企画書」を添付し、提出してください。
⑤ 学内の会議で審査を経て、開講が決定する。
4.プロジェクトに関する条件
(1)履修年次、人数について
・履修年次は2年次からとする。ただし、運営委員会の承認を経て、先行履修を認める場合がある。
・立案者を含め、少なくとも5名の学習者がいなければならない。
・学習者の人数は、20名を越えてはならない。
・学期に2つ以上のプロジェクトを履修することはできない。
・開講が承認されたプロジェクトであっても、学習者が4名未満となった場合には、開講を取り消す。
(2)指導教員について
・プロジェクトの指導を引き受ける教員は、国際学部の専任教員でなければならない。
・複数の教員が、一つプロジェクトを指導することができる。
(3)審査について
学習計画・内容が、次の事項のいずれかに該当する場合は、承認しない。
① 計画の趣旨および目的が明確でない場合
② 指導教員との間で学習計画・内容について十分な打合せを行っていないと判断される場合
③ 企画・立案に基づき、学生が実行する内容のものとする。単なる講義系の内容はこの科目としての実施は認められない。
④ 企画・立案された学習内容と同様(授業の進め方を含む)の授業が、本学部の科目として開講されている場合
⑤ テーマおよび学習計画・内容が大学の授業としてふさわしくない場合
(4)活動中の注意点について
・活動中に不慮の事故により、ケガをした場合は「学生教育研究災害傷害保険(学研災)」が適用されることがある。
・上記に備えて、活動中の記録(日時、場所、内容等)を取っておくこと。
(5)単位認定について
単位認定の時期は、プロジェクト完了の報告書提出の時期によって異なる。休暇期間中に活動がある場合は、翌学期に単位認定を行う。
(6)次年度への継続について
次の学期に引き続き開講を希望する場合には、改めてプロジェクト企画書を提出し承認を受けなければならない。
現在開講中のプロジェクト、過年度のプロジェクトの記録は、教務・国際交流課サイト>国際学部>多文化共生プロジェクト(学内者限定)に掲載しています。